運転員等のレベルアップを図るために、マニュアルの整備、教育、訓練についての充実を図ります。
※1「シビアアクシデント」とは……原子力発電所の安全設計において想定している事象を大幅に超え、原子炉の燃料が重大な損傷を受けるような過酷事故
【具体的な取組み】
(1)現場操作の詳細情報を盛り込んだマニュアルの整備
現場操作機器の設置場所、操作方法等の詳細の明記
- シビアアクシデント対応マニュアルについて、中央制御室で発電所や機器の状態など必要な情報が確認できない場合の代替確認手段や、現場における操作方法等の妥当性について再度点検を行うとともに、現場において確実な操作が実施できる
よう、現場操作機器の設置場所、操作方法等の詳細情報を追加記載します。[平成24年度完了目途]
シビアアクシデント時の線量率予測図の作成
- 万一の炉心損傷時には、発電所建屋内の放射線量の上昇が予想されることから、放射線量に関する情報を事前に入手して
おくことにより、現地作業あるいは避難誘導のためのアクセスルート等の検討に活用することが可能となります。このため、
発電所建屋内の放射線線量率予想図を作成し、シビアアクシデント対応マニュアルに反映します。[平成25年度完了目途]
(2)自らがプラント状態を理解して対応するための教育
アクシデントマネジメント※2対応要員の知識をさらに深めるために、発電所の設計思想やシビアアクシデント時の機器動
作等の深い知識について、メーカー等の協力を得て教育を実施します。[平成24年度より開始予定]
※2「アクシデントマネジメント」とは……シビアアクシデント(過酷事故)に至る恐れのある事態が発生しても、それが拡大することを防止し、万が一、
シビアアクシデントに拡大した場合にも、その影響を緩和するための対策
(3)より厳しい条件を想定した訓練の実施
実施を事前に周知しない抜き打ち訓練や、休日・夜間等を考慮した訓練、通信設備や発電所事故対策本部にあるプラントの
運転状態を表示するシステムが使用不能な場合を想定した訓練、高放射線環境を想定した訓練など、より厳しい条件を想定し
た訓練を充実させていきます。[平成24年度より開始予定]