
福井-滋賀県境にある柳ヶ瀬トンネル。自動車専
用で、歩行者・自転車および大型車は通行不可。
中でカーブしており、車道になってから一部拡幅
されました。すれ違いは困難で、信号機による交
互通行が行われています。写真は福井県側入口、
左上は北陸自動車道下り線。
|
この路線の歴史をひもとくと── 明治2年<1869>、新政府は東京-横浜間、京都-神戸間とともに、港湾としての重要性から敦賀-米原間<のちに敦賀-長浜間に変更>の鉄道敷設を計画。やや遅れて明治13年に着工し、翌14年2月には敦賀金ヶ崎-疋田間で不定期の貨物列車を運行、わが国で5番目の鉄道となりました。
翌15年、難工事のため未完成の柳ヶ瀬トンネルをはさんで、両側で折り返しの旅客輸送を開始。同トンネルが完成し、当時「敦賀線」と呼ばれた金ヶ崎-長浜間42.5kmが全線開通したのは同17年4月です。それまでの2年間、乗客は洞道西口と柳ヶ瀬の間の山道を歩いて行き来したといいます。
|