| 1.調査結果 |
| (1)弁取り外し時の状況 |
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加圧器安全弁と出口側配管とは、フランジ構造で接続されており、当該弁および入口側配管は、加圧器本体に固定された構造でした。 |
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出口側配管フランジ部のボルトを取り外したところ、出口側配管が当該弁に対して下方向に22mmずれていることが分かりました。当該部は過去に改造等は行っておらず、従来からズレが生じていたものと推定されました。 |
| (2)漏えい試験 |
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弁を漏えい試験装置に接続し、規定圧力(15.12MPa)で漏えい確認を行った結果、判定基準(8.85cc/分)を上回る漏えい(12.2cc/分)が確認されました。 |
| (3)分解点検 |
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弁体と弁座が接するシート面を拡大観察した結果、出口側配管と反対方向のシート面に、蒸気漏えいによる変色や微小な付着物による表面の荒れ(凹凸)が認められました。 |
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その他の構成部品(弁棒、弁体等)は、組み込み状態に異常はなく、変形や焼付き等もありませんでした。 |
| (4)保守管理状況 |
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当該弁は毎定期検査で分解点検しており、その作業は、専用のハウス(ビニールシート等で外部から隔離したハウス)内で行われるなど、異物管理に留意していました。 |
| (5)フランジ部におけるズレの影響評価 |
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当該弁取り外し時に確認された下方向のズレ(22mm)は、運転中において加圧器自体の熱膨張により、当該弁が上方向に移動(44mm)するために、さらに大きくなり、出口側配管が当該弁を下方に引っ張るような力が働いていたと推定されました。 |
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このズレの影響を解析した結果、この力により弁全体にわずかな歪みが生じ、出口側配管と反対方向のシート面で密封性を低下させた可能性があると推定されました。 |