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リブリットとは リブリットとは コンセプト コンセプト 風を通すビル 風を通すビル 光のまちづくり 光のまちづくり
風を通すビル
風の動きを光に映す関電ビルディングは、風を通すビルでもあります。
超高層ビルにおいて、窓の開閉など、オフィスに外気を直接取り入れる仕組みを持っている事例はあまりありません。が、関電ビルディングでは、窓を開け閉めすることなく外気を取り入れる、自然換気システムをつくりました。

オフィス内外の気温等を測りながら、自然の力を活かして、オフィスの空調にかかるエネルギーを年間約24%削減します。
環境と共生する建築
この自然換気システムは、環境共生建築をめざした関電ビルディングの試みの一部です。
外気の導入にも一役かっている外梁を、私たちはエコフレームと呼んでいます。ビルの外観的な特徴でもあるこの建物外周部の梁は、窓の庇(ひさし)としての機能も兼ね、真夏日や電力需要のピークにあたる10〜14時の陽射しを遮ります。

また南側のエコフレームや屋上面には、太陽光発電装置を配し、約100kwの自然エネルギーによる発電を行っています。

これによってつくられる電力は、リブリットが必要とする電力(約138kw)の大半をまかないます。関電ビルディングにはこれらの他にも、地域冷暖房(ヒートポンプなど)、建物蓄熱、中水利用、オフィスにおける照明の不在席減光制御、エコロジカルな素材の採用など、環境共生建築のモデルとしてさまざまな設備を施しています。
光のまちづくり 光のまちづくり
外梁の内側を利用して、1.8mほどの庇(ひさし)を確保。日射をさえぎりながら、風を取入れる経路をつくり出した。取入口にはセンサーがあり、気圧のバランスをとりながらベンチレーションの開閉を自動的に制御している。
制作メンバーの声 風を通すビルについて
「自然のゆらぎを感じる」 堀川 晋

株式会社 日建設計 設備設計室長

日建設計で、設備設計にとどまらず、温熱環境デザイン/エネルギーデザインを手がける。関電ビルディングの設計では、大阪・中之島の気候風土に適応した環境共生建築の実現に注力。

写真
関電ビルディングの外観は、梁による凹凸が多い。ガラス張りのインターナショナル・スタイルといった、最近のデザインの時流に逆らっています。が、あの外梁は、日射と風雨を防ぐ庇であり、同時にその軒裏で風を和らげ、室内に自然風を招き入れます。

自然換気のできる超高層ビルは、ドイツにいくつかの先例があります。しかしそれらは寒冷地型のシステムで、陽射しがきつく台風も通過する大阪には適応しない。そこで考えたこの場所に即した環境共生建築の形が、関電ビルディングなのです。

温熱環境工学の分野には、「アダプタビリティー」という概念があります。窓の開けられるビルの居住者は、2〜3℃高めの室温でも満足するという調査結果があるんですよ。省エネにつながる話ですが、同時に、自然の風の「ゆらぎ」を感じることで、ビルで働く人々の快適感と満足度が向上するということでもある。オフィスビルのように人工的な環境でも、自然とともに人があることが、少しづつ可能になってきているのです。
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