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照明デザイナー ライティング プランナーズ アソシエーツ(LPA)代表 建築・都市・環境照明まで、幅広く活動するデザイナー/プロデューサー。計画初期段階のコンセプト会議参画(1999)を含み、LPAとして、関電ビルディングの外観照明をコンサルティング。
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関電は、関西圏にとって大きな意味を持つ会社です。数年前、泉眞也さん、藤江和子さん、浅井栄一さん等とともに関わった関電・日建設計とのコンセプト会議では、「大阪の人たちが“さすがわれらの関電”と唸るようなランドマークを」とか、「科学と芸術が一体化したもの」「世界のどこにもないものを」といった意見が交わされました。 私はよく『光の量ではなく、質を大切に』と口にします。料理にたとえれば、お腹一杯食べるより美味しく食べよう、光の質の味わいを大事にしようということ。「リブリット」は、建築を煌々とライトアップするのでなく、光のこまかいテクスチャーを味わうためのデザインが施されている。まさに、光の質にこだわった成果なのです。 照明の仕事を手がけてきて常々思うのは、自然の光にはかなわないということ。別の言い方をすると、人工の光で自然光を模倣しても、あまり意味がない。そこには、なにか開き直った遊びが必要です。 「リブリット」は自然光を模しているわけではありませんが、自然の移ろいを描き出す照明装置です。近代的な光と同時に、下町情緒のカオティックな光が混在する大阪の夜景に、この灯りが新しいエネルギーとなって加わることを期待しています。 |
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プランニング・ディレクター/リビングワールド代表 ウェブサイトや美術館・博物館の展示など、各種デザイン・プロジェクトを手がける。面出氏らが関わったコンセプト会議の成果を引き継ぎ、「ライブ・リフレクター」を立案。関電スタッフや様々な専門家との協働を通じ、リブリットを制作。
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最初に受けた相談は、既に基本設計の終わった関電ビルディングの頂部照明について、その内容を考えてほしいというものでした。 都市に溢れている情報の多くは、人の注目をひくためのインパクトの強い情報や、誰かが加工を加えた二次情報です。ミュージッククリップやCMを流しつづける大型液晶やプラズマディスプレイは、すでに沢山ある。美しいビル照明もそれなりにあります。関西電力のような会社が、都市にあたらしいランドマークを建てるのなら、その逆をゆくものがつくれないかなと考えました。 美しい夕焼けが空をおおっている瞬間も、街を見回すと、ケータイの画面に見入っている人が目立つ。みんな、人がつくり出したものにかまうことで目一杯のようで、少しもったいないと思うのです。「風が吹いている」といった、ごくあたり前ではあるけれど、考えてみればかけがえのない自然の動きにふと気持ちが動く。そんなきっかけを与えてくれる、開かれた窓のような灯りをつくってみようと、プログラマーやエンジニア、音楽家、デザイナーたちの力を借りて形にしてきました。 |
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