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ナチュラルびとになろう。ナチュラルびとになろう。
ナチュラルびとになろう。
「みなさまひとりひとりのありの ままの暮らしが、みなさまにとって 心地よく、そして環境にやさしい 暮らし方になっていくこと」  私たち関西電力は、この「ナチュラ ルびとになろう。」において、そんな ナチュラルなライフスタイルを 提案していきたいと考えています。 ナチュラルびとになろう。とは?
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『ナチュラルびと』をたずねて

エコでナチュラルなライフスタイル『ナチュラルびと』をたずねて

地域と人との縁を大切に クリーニング屋さんから広がるエコの輪 大阪府岸和田市 泉原一弥(いずはらかずや)さん

PROFILE
岸和田市生まれ、52歳。園芸高校の教員を経て、さくらや・いずはら集配専門クリーニングを経営。集配の際にお客さまにとって不要なハンガー等があれば全て回収する「ゴミを一切出さないクリーニング店」として、環境への取組みが評価されている。講師として高校で環境緑化等の授業を担当するほか、地元の蛸地蔵商店街の活性化や岸和田市の中腹にある神於山(こうのやま)の自然環境保全ボランティアにも取り組んでいる。
さくらや・いずはら集配専門クリーニング
NPO法人 神於山保全クラブ
蛸地蔵商店街

環境にやさしいクリーニング屋さん

昔ながらの商店が並び、地元の人々に永く親しまれている岸和田市の蛸地蔵商店街。この界隈で生まれ育った泉原一弥さんは、集配専門のクリーニング店を営んでいます。実家が園芸店をしていたこともあり、小さい頃から植物や自然が大好きだった泉原さん。園芸高校の教師を辞めたあと、紆余曲折を経て平成8年にクリーニング店の経営をはじめました。

洗浄は委託しており、泉原さんの仕事は集配です。車でお客さん宅を回り、洗濯物を回収し、きれいに仕上がった品を届けます。仕事や子育てで忙しい人にも利用しやすいよう、営業は夜10時まで。自宅まで回収・配達してもらえるので、かさばる布団や絨毯のクリーニングにも便利です。

特徴はそれだけではありません。「以前から環境問題には関心がありました。だから、ゴミを一切出さないクリーニング屋さんになろうと決意したんです。」ハンガーがたまって処分に困るというお客さんの声がきっかけで、ハンガーの回収をはじめました。

さらに包装のビニール袋や小さなプラスチックのクリップ、紙の台紙まで、クリーニングに関わるものはなんでも回収し、リユースしています。「環境にもやさしいし、何よりもお客さんにも喜んでもらえることがうれしいですね。」そんな取組みが認められて大阪府から「優良エコショップ」として表彰され、また、国のリデュース・リユース・リサイクル推進協議会からも表彰されています。

エコで地元を元気に

一人で商売をしていると、心細いこともあります。そこで、無店舗ながら蛸地蔵商店街のメンバーに加わり、地元の活性化にも取り組んでいます。泉原さんのアイデアで、レジ袋を減らしたり、エコショップ登録の店を増やすなど、商店街にもエコの視点が取り入れられました。「商売は売上がないと成り立たちません。でも、環境に配慮することが、店や商店街の魅力を増すことにつながっていけばと思います。」

小さい商店街ならではのフットワークの軽さで、いろんなアイデアをすぐに実行できるのが強み。選挙の投票率アップ大作戦、飲酒運転撲滅などの取り組みが注目され、マスコミで紹介されたこともあります。「発信すること、知ってもらうことの大切さを実感しました。」

地元の自然をこよなく愛する泉原さんは、神於山の自然環境保全ボランティアにも携わっています。「もともとは、小さかった息子たちに自然と触れ合ってほしくて始めた活動ですが、自分自身が楽しくてやめられなくなりました。」今では、市の新任教員の研修で講師を担当し、地元の自然について教えているそうです。

人に伝えることを大切に

クリーニング店をはじめて数年たったときのこと。園芸科の講師を探していた、ある高校の校長先生とひょんなきっかけで知り合い、再び教壇に立つようになりました。午前中は授業、午後から夜までクリーニング屋さん、休日には自然ボランティア。多忙な毎日を続けてきましたが、息抜きの必要も感じないほど充実しています。

普段の生活でも、マイバッグ持参、家電の省エネ、エコドライブなどを心がけている泉原さん。まわりの人とのほんのちょっとした会話のなかでも、環境について伝えていくように意識しているそうです。「高校の生徒たちには、地球温暖化の問題や農業自給率の話を伝えて、これらの問題に歯止めをかけるのは君たちだよ、と話しています。」

クリーニング屋さんをはじめて15年。口コミの紹介でお客さんが増えてきたのは、信頼を得ている証拠です。「これからもいろんな活動を続けながら、一人でも多くの人に共感してもらい、環境や地元を愛する気持ちの輪が広がっていってほしいと思います。」

エコショップ制度とは

エコショップとは大阪府では平成4年から、ゴミ減量化・リサイクルに積極的に取り組むことを自ら宣言した小売店を「エコショップ」として登録する制度を実施しています。具体的には、
・包装紙・袋等の簡素化など簡易包装の推進
・紙・プラスチック等の使い捨て容器を使用した製品の販売の自粛
・再生品を使用したエコマーク商品等の販売
・販売品の修理サービスへの積極的な取組み
・消費者に対し、ゴミ減量化・リサイクルの呼びかけをしている
などの10項目のいずれかを実施している小売店が登録できます。

平成22年3月末現在、1938店舗がエコショップに登録しています。そのなかでも特に顕著な取組みを行っているお店は、年に1回「優良エコショップ」として表彰され、「さくらや・いずはら集配専門クリーニング」も平成19年度に表彰されています。

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