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国立大学法人筑波大学大学院
システム情報工学研究科
教授 内山洋司 氏
21世紀の世界は持続可能な発展がキーワードになっており、企業にはこれまでの効率性と経済性の追求に加えて、安全性と環境性においてもより優れた活動が求められています。関西電力は、いち早く「関西e−エコ戦略」を立ち上げ「低炭素社会のメインプレーヤー」をめざしてグループが一丸となって低炭素社会の実現に向けて取り組んでいます。
特に、CO2排出量が大幅に削減できるコンバインドサイクル発電設備を堺港発電所に導入し、さらに姫路第二発電所に熱効率が世界最高水準のプラントを建設していることは高く評価できます。また、堺市臨海部でのメガソーラ発電所、高効率化をめざした水力発電の設備更新、それに高効率ヒートポンプによる空気熱利用など、再生可能エネルギーの導入にも積極的です。
循環型社会の実現に向けた取組みでは、事業活動から発生する産業廃棄物のリサイクル率を99.7%にまで高めたことは、ゼロエミッションを達成したといっても過言ではありません。
3月の東日本大震災以降、電気事業を取り巻く環境の見通しが不透明ではありますが、関西電力には、電力の安定供給と地域との共生にとどまらず、地球規模の環境問題の解決に向けて優れた電力技術やノウハウを海外に移転できるグローカルな企業として発展していく ことを期待します。