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Q & A

Q1.LNGとはどのようなものですか?
A. 地層の中に取り込まれた有機物は、長い年月をかけてメタンを主成分とした可燃性の天然ガスとなります。生産地では、気体の状態の天然ガスが採掘されます。この天然ガスから不純物(水分、硫化水素、二酸化炭素等)を除去し、メタンの沸点であるマイナス160℃で冷却・凝縮し液体化したものが液化天然ガス(Liquefied Natural Gas)、すなわちLNGとなります。
液体の天然ガスは、気体のものに比べて容積が約600分の1となり、輸送および貯蔵が容易になります。
また、液化の過程で精製されているため、燃焼時の環境負荷が軽減されます。


Q2.どのようにしてLNGを関西まで運んでくるのでしょうか?
A. 天然ガスは産出国において、気体の状態からLNGに液化されます。そして、このLNGは、ガス田近くの積出港からLNG外航タンカーに積み込まれ、姫路(兵庫県)と堺(大阪府)にあるLNG受入基地まで運ばれます。超低温のLNGを運搬するため、LNGタンカーには様々な工夫がされています。そして、LNG受入基地から各発電所へは、専用のパイプライン等で送り出されます。


Q3.どのようにして石油系燃料を関西まで運んでくるのでしょうか?
A. 原油生産国から外航タンカーで石油貯蔵タンクまで輸送され、そこからは国内を行き来する内航タンカーによって、発電所のタンクまで運ばれます。また、重油などの精製を必要とする油種については、石油会社の精製施設で精製されてから、内航タンカーによって、発電所まで運ばれます。


Q4.原油の価格はどのように決まるのでしょうか?
A. 原油価格は、その時々の市場の需要と供給のバランスを受けて変動します。需要面では、最大の石油消費国である米国の景気動向や、欧米における冬場の暖房用の石油需要などが、価格に大きな影響を与えます。また、供給面ではOPEC諸国や、ロシア、メキシコなどの石油産出量の多い国々の生産の動向がポイントになります。また、中長期にわたって契約される原油、すなわちターム契約の価格は、市場の需給状況を反映するかたちで売主と買主により決定されます。


Q5.原油価格はどのように推移していますか?
A.

原油価格の代表的な指標と言われるものには、英国のブレント原油、中東のドバイ原油があります。ここでは、各原油のここ数年の価格推移を追ってみましょう。

価格推移

ここ数年は、中国、インドなどの石油需要増大や、産油国の政情不安に加え、大量の投機資金の流入等により原油価格は大幅に上昇しています。



Q6.石油や石炭はあとどれくらい採れるのでしょうか?
A.

石油や石炭の採掘が可能な年数を可採年数といいます。可採年数とは確認されている資源の埋蔵量を、その年の生産量で割ったものです。確認された埋蔵量とは、すでに発見されている埋蔵資源のうち、現在の技術とコストで回収できる量をいいます。したがって、新たに資源が発見されたり・資源を回収する技術が向上したりすることにより採掘が可能な埋蔵量は変化します。また、生産量も年によって変動するので、可採年数自体も変化します。

可採年数
(出所:BP Statistical Review of World Energy 2012)


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