暦の上では春でも、まだまだ寒さが続く間は、暖房のあたたかさが心地よい季節です。暖房費が気になるこの時期に心がけたいのがこまめな掃除。暖房機器の効率をよくしたり、省エネできたりするうえに、住まいもきれいに保てて一石二鳥です。今回は、省エネにつながる掃除や効率のよい掃除の方法などについてご紹介します。
寒くなればなるほど暖房機器が活躍しますが、その分汚れがたまり、暖房効率も下がってきます。上手な掃除で省エネを心がけませんか?
フィルターがホコリで目詰まりしてくると、暖房効率が悪くなり、暖房費もかさみます。まずはフィルターのホコリをこまめに掃除しましょう。
フィルターを本体から外し、裏側(ホコリの付いていない側)から洗剤をスプレーで吹きかけます。このとき、ホコリの付いている側から吹きかけないよう注意しましょう。2~3分おいてからシャワーなどで洗い流せばこすらなくてもきれいに汚れが落ちます。この方法は網戸などにも応用できるので覚えておきましょう
。

エアコン本体のフィルターは目が荒いので、そのすき間から花粉や細かいホコリ、タバコの煙などが侵入し、内部に蓄積されて熱交換が悪くなってしまいます。
100円ショップやホームセンターなどで販売されている不織布のエアコンフィルターは細かいホコリや花粉、タバコの煙などを防ぎ、フィルター内部に汚れが蓄積されるのを防いでくれます。暖房効率も下がらず、嫌な臭いも防げ、本体のフィルターの掃除が不要になるうえ、交換は1シーズン1回程度でよいのも便利です。新品の時やエアコン洗浄を行ったときなどに付けておけば、きれいなまま保つことができます。
フィルターのある暖房器具はエアコンと同様に掃除します。石油ストーブは燃焼部分をきれいに保つようにしましょう。また、反射型のストーブの場合は反射面をよく磨いておくと反射効率がよくなります。
普段の掃除の中にも省エネのヒントが隠れています。また、汚れ落としのポイントを抑えておけば、お掃除の省力化につながります。
ハウスクリーニングの基本に、「おそうじのCHAT理論」と呼ばれるものがあります。
- C(ケミカル)…洗剤のことです。汚れが落ちにくいときは洗剤の濃度を上げます。
- H(ヒート)…温度のことです。汚れが落ちにくいときは、水や洗剤を薄める水の温度を上げます。水温を10度上げると洗浄力は2倍になります。
- A(アジテーション)…こすることです。ナイロンたわしやメラミンスポンジ(メラミン樹脂を原料とした研磨スポンジ)で汚れをこすります。
- T(タイム)…汚れに洗剤を吹きかけたり塗り込んだりしたときはすぐに拭き取らず、しばらく時間をおきます。
落ちにくい汚れはCHATを組み合わせれば、効率よく省力化しながらきれいにすることができます。特にHとTがポイント。たいていの汚れはお湯でつけ置きすると落としやすくなります。
まずは床の上のものを片付けてから掃除をはじめましょう。それだけで、掃除が効率的になります。

フローリングや畳の場合、不織布の乾式モップを使い、ある程度汚れを取ってから掃除機をかけます。いきなり掃除機をかけると掃除機の排気で床のホコリが舞い上がり、せっかく掃除してもまた、ホコリが落ちてくるので掃除の効果が下がってしまいます。掃除機を持ち上げて使用すると床に排気がかからないのでホコリが舞い上がらず一層果的です。掃除機は畳目や木目に沿ってかけるようにすると、目の中にホコリが詰まらずよりきれいに掃除できます。
掃除機の紙パックはいっぱいになる前に交換します。紙パックの目に細かいホコリが詰まると掃除機の吸引力が落ち、モーターにも負荷がかかります。半分程度を目安に交換すると、掃除機の寿命も延ばすことができます。
キッチンのシンク周りやお風呂場の鏡などに残った水滴が乾燥すると、水道水中のカルシウム分などが白いうろこ状に蓄積されていきます。これは非常に落としにくい汚れなので、跡が付かないよう水滴を残さないことが大切です。水を使ったあとは乾いた布などで水滴を拭き取っておくときれいに保てます。水滴の跡が残ってしまった場合はナイロンたわしかクレンザーなどでていねいにこすります。強くこすると跡が残るので要注意です。
レンジフードに付く汚れはほとんどが油分です。油分の汚れが内部にたまるとモーターに負荷がかかり、吸引力に影響するだけでなく、故障の原因にもなります。100円ショップやホームセンターで市販されている不織布のフィルターを取り付けて汚れを予防しましょう。フィルターは汚れの様子を確かめて、目詰まりしているようなら交換します。

キッチンの油汚れはお湯に洗剤を入れてつけ置き洗いします。CHAT理論のHとTを活用し、汚れが落ちにくいときはお湯の温度を上げたり、つけ置き時間を長くしたりしてみましょう。
シンクまわりや蛇口などはセリウムという研磨剤入りのスポンジを使うと傷も付かず、ピカピカになります。このスポンジはホームセンターなどで市販されています。
浴室の掃除は入浴後、浴室内が蒸気で蒸されて温かいうちにシャワーをかけながらナイロンたわしなどでこすり、ボディーソープの泡の残りなどを落としましょう。毎日掃除するなら、洗剤は不要。濡れタオルで汚れを取るだけでも十分です。石けんかすなどがたまった場合は粗めのナイロンたわしでこすります。落ちにくい汚れには浴室用の中性洗剤を使います。
タイルの目地などに生えてしまったカビは塩素系漂白剤(台所用やカビ取り用)の原液を絵筆に取り、カビに直接塗ると2分ぐらいできれいになります。台所用漂白剤とカビ取り用漂白剤は成分がほぼ同じなので代用できます。
トイレの汚れで落ちにくいのは排泄物に含まれるカルシウム分が固まった尿石と呼ばれるものです。特に便座のちょうつがいのすき間などにたまりやすいので、トイレ用洗剤をかけて週に1回ぐらい拭き取るようにすれば、ある程度汚れを防ぐことができます。

窓ガラスの汚れはほとんどが指紋など油分中心のものなので、台所用の中性洗剤を30倍ほどに水で薄めてスプレーし、T字型の「スクイージー」で水分を取るだけできれいになります。水拭きなどは油分を伸ばしているだけなので、汚れが落ちにくく、かえって広げてしまうことになります。
地球規模の環境問題が大きく注目される昨今、人に対してだけではなく、環境にもやさしい住宅づくりが求められており、「ライフスタイルの多様化への適応」「くらしにおける安心」「環境との調和」など、より豊かでゆとりある生活に対するニーズが高まっています。そこで関西電力では、エコロジーな生活を実現するための建築的な工夫が提案されるとともに、住まい手が心地よく暮らすための配慮がなされた住宅事例の作品を幅広く応募する「かんでん住まいの設計コンテスト」を実施しています。
「家族が心地よく暮らすためのエコロジー住宅」をテーマに応募いただいた作品の中から、審査委員による厳正な審査によって選ばれた優秀な作品数点に賞が贈られます。2月上旬に2009年度の審査が終了し、結果は後日関西電力のホームページで発表いたします。
快適で省エネにも配慮した理想の住まいにアクセスしてみませんか?

ハウスクリーニング エコストリー 店長 角田俊英さん
大阪市生野区で営業する角田さんは貿易関係の仕事からハウスクリーニングに転身、今年5年目を迎えました。特にこだわっているのは、薬品を使わないエコ作業。住まいの素材を傷めないエコ洗剤を使い、CHAT理論に基づいたエコロジーハウスクリーニングを提供しています。営業エリアは大阪府全域のほか大阪近郊の兵庫県、奈良県、京都府。排気量の少ない原付バイクで現場へ行くなど、ハウスクリーニング以外でもエコロジーを追求しています
サイトはこちら

