刺激的な辛さと香りで食欲をそそるカレーは、大人も子どもも大好きな、家庭料理の定番メニューです。具材を工夫したり、隠し味を使ったり、各家庭で味わいもさまざまです。今回は、カレーをもっとおいしくするコツや味わいのバリエーションに加え、会員のみなさん自慢のカレーもご紹介します。
カレーの元になるスパイスと、いつものカレーをもっとおいしく食べるための基礎知識です。
市販されているカレールーには20~30種類ものスパイスが使われています。それぞれ香りや辛味、色を付けるために使われています。
- 香り コリアンダー、カルダモン、クミン、ウイキョウ、シナモン、ナツメグなど
- 辛さ コショウ、唐辛子、ショウガなど
- 色 ウコン、パプリカなど

みなさんのご家庭でつくられているいつものカレーにスパイスを加えると、香りや味わいをアレンジすることができます。 例えば、シナモンやウイキョウ、アニスは香りに甘さを加えます。カルダモンは華やかさ、クローブやオールスパイスは深みが加わります。いずれも入れすぎるとカレーの香りを損なったり、薬臭くなったりするので様子を見ながら少しずつ加えましょう。なお、レモンのような香りのコリアンダーや、カレーの香りに近いクミンは、少々入れすぎても味わいを損ねません。
カレーにもう少し辛さや刺激がほしいときは、コショウや唐辛子を使います。コショウの辛味は食べてすぐぴりりと感じ、唐辛子は口に入れてしばらくしてから辛味が広がります。唐辛子は煮込む際に一緒に入れるだけで十分辛味が出るので、入れすぎには注意が必要です。最初に具材を炒めるとき、ニンニク、ショウガも入れて炒めると辛味とともにコクや香りが加わり、具材の臭み消しにもなります。
味わいに深みが出ます。時間がない場合、ベージュになる程度でも十分味わいが変わります。
カレールーを加熱中に入れるとデンプンが固まってだまになりやすいので、いったん火を止めてよく溶かしてから、再度加熱します。
いつものカレーに一手間加えて、もっとおいしくするコツや、多彩な具材のバリエーションをご紹介します。
カレーに次のような食材を隠し味として少し加えると、味わいに深みや奥行きが加わります。
- コクを加える
インスタントコーヒー、チョコレート、ワイン、ウスターソース、乳製品(バター、生クリーム、チーズ)、トマト(ホール、ジュース、ケチャップ)、味噌、しょうゆ - 甘味を加える
りんごやバナナのすり下ろし、ハチミツ、ジャム、チャツネ - マイルドにする
牛乳、生クリーム - 酸味を足してスッキリ味に
トマト、りんご、レモン、ヨーグルト
チキンのカレーならトマトやヨーグルトなど、酸味を加えるとよく合います。トマトはシーフードとも好相性です。インスタントコーヒー、チョコレートなどは苦味が深みにつながるので、隠し味としてよく使われます。ただ、チョコレートは相性があるので少しずつ味を見ながら加えましょう。
味噌やハチミツを隠し味に使うときは、食品に含まれる酵素の働きでカレーのとろみがなくなることがあります。いずれもカレールーを入れる前、具材を煮込むときに加えて十分加熱すれば、とろみが損なわれません。
肉と野菜で作る定番のカレーとは少し趣向を変えた、多彩な具材を使ったカレーのレシピをご紹介します。
「2段熟カレーでつくろう!アレンジ簡単 旬のカレーレシピ」より

鍋にサラダ油を熱し、粗みじんに切った玉ねぎ1/2個をよく炒めたら、乱切りの大根300グラムを加えます。透き通ってきたらツナ缶を汁ごと入れ、強火で焦げない程度に炒めます。水550ccを加えて沸騰したら、中火で20分程度煮込み、火を止めてルー80グラムを加えてさらに煮込みます。

バターを溶かした鍋でさきいか80グラム、明太子1/2腹を炒めほぐします。水400ccを加えて沸騰したらルー80グラムを入れて混ぜます。塩ゆでしてさやから出した枝豆を加え、仕上げます。ライスを添えても、そのまま食べても美味です。
魚介類のカレーのコツは、具材に火を通しすぎないことです。カレーソースにサワークリームやココナッツミルクを入れてもよく合います。

合い挽き肉160グラムと粗みじんの玉ねぎ中1個、ニンジン小1本をよく炒め、水550ccを加えて沸騰したら柔らかくなるまで煮込みます。火を止めてルー80グラムを溶かしたらさっと洗った水煮の大豆100グラムを加え、再び煮込んでできあがりです。五穀米に合わせるとヘルシーです。
豆は煮込み料理に適した食材です。大豆のほか、ひよこ豆やレンズ豆などもカレー向きです。
手作りカレーはそれぞれの家庭でおいしさもさまざまです。会員のみなさんのアンケートから、カレーの一工夫や楽しみ方をご紹介します。
- かつお節
- だしの素
- ガラムマサラ
- ニンニクしょうゆを少し
- イカの塩辛
- ナンプラー
- きな粉が香ばしい
- カレーに湯がいた牛すじを入れます。
- 肉はふんだんに使い、一晩寝かせます。
- 水を使用せず、トマトのホール缶・玉ねぎ・にんじん・ピーマンなどの野菜タップリを無水鍋で調理します。隠し味に黒蜜とバターを使います。
- 甘味のあるのが好きなので、かぼちゃをプラスします。
- 最近のヒットが大根となすを加えたカレー。野菜たっぷりでヘルシーで深みのある味に仕上がり、子どもたちが絶賛してくれました。
- トマトジュースを1缶入れて煮込み、さらに一晩寝かします。
- カレーの外箱のレシピどおり作る。このほうがおいしい。
- 複数のルーをブレンドするとおいしくなります。
- 鶏ささ身、玉ねぎ、ピーマン、なす、トマトをひたすらみじん切りにし、炒めてカレーパウダー、塩、こしょう、チリパウダーなどを入れて水分がなくなるまでしっかり煮込んだカレーは本当に美味しいです。
- シーフードを炒めるときにはバターと白ワインを使って、臭みを飛ばします。
- 薄くしてうどんだしと一緒に煮て、カレーうどんとして使います。
- ご飯と混ぜて、上にとろけるチーズをのせて、ドリアでいただきます。
- 翌日食パンにのせてカレーパンにして食べます。
- 最後にジャガイモをつぶして入れてコロッケを作ります。おいしいカレーコロッケができてお鍋もきれいになり、一石二鳥です。
- カレーの前日はおでんにして、余ったカレーと合わせて「おでんカレー」にします。
- 焼きカレーにしたり、リゾットにしたり、カレーうどんに変身させたり、使い道いろいろ。どれだけあっても大丈夫です。
- ツナと混ぜ合わせて餃子の皮で包み、揚げたりします。

IHクッキングヒーターは細かな火力のコントロールが得意なので、カレーもとても上手に作れます。あめ色に玉ねぎを炒めるときは、火力を落とし気味にして焦がさず調理。肉や野菜などを炒めるときは、強火で一気に、おいしさを閉じ込めます。火力が安定しているので、とろ火や弱火でコトコト煮込むのはお手のもの。吹きこぼれによる立ち消えの心配がなく、長時間の調理も安心です。
さらに、タイマーを使って煮込み時間を設定すれば、ほどよく煮えたころに自動的にオフになるのも助かります。魚介のカレーなら、強い火力でさっと火を通し、タイマーをセット。煮込みすぎて具材が固くなることなく仕上げられます。
さあ、IHクッキングヒーターを上手に使って、おいしいカレーを作ってみませんか。
江崎グリコ株式会社 商品開発研究所 食品研究グループ

大正11年に設立され、「グリコ」で人気を博した同社はその後も多彩なお菓子で子どもたちに夢を与えてきました。事業はお菓子だけにとどまらず、カレーをはじめさまざまな分野におよびます。商品開発研究所食品研究グループでは、こうした商品の研究開発に日夜励んでいます。例えばカレールーの開発のためには毎日カレーを試食し、カレー専門店やインドにまで出かけて味わいを研究するそう。こうして生み出された商品がカレールーやレトルトカレーとなって私たちの手元に届きます。
サイトはこちら
![]()







![[登録無料]電気ご使用量のお知らせ照会サービス【WEB検針票】](/e-patio/message/3/miruden__bnn_81.gif)




