くらしの安全/防犯 関西電力グループ 印刷

防災の日特集1 地震!停電?そんなときには…

地震などの自然災害は、ある日突然起こります。火災などの思わぬ二次災害に遭わないためにも、電気のしくみや災害時の対応について知っておきたいものです。
9月1日「防災の日」を機に、2回にわたって家庭の電気の安全管理についてご紹介します。

家庭の電気 基本的なしくみ

家庭に送られてきた電気は、分電盤(ブレーカー)を通じて各部屋に届けられます。万一の場合にそなえて、家のどこに分電盤があるか、確認しておきましょう。

家庭の電気 基本的なしくみ

メインブレーカー(漏電ブレーカー)"

メインブレーカーは、家庭の電気の流れをコントロールするとともに、漏電をすばやく感知し、自動的に電気を遮断する役割を果たしています。
利用年数が長くなると、性能に不備が出てくる場合もあるので、メインブレーカーに付いているテストボタン(灰色または赤色)で定期的に確認します。テストボタンを押しても作動しない場合は、電気工事店に相談しましょう。

分電盤(ブレーカー)

回路ブレーカー(安全ブレーカー)

ブレーカーには電気の行き先ごとに、回路ブレーカーが付いています。1つの部屋に1つの回路が設けられている場合が多く、その回路で決められた容量以上の電気を使うと、配線が過熱するのを防ぐため自動的に電気を遮断します。一般に「ブレーカーが落ちた」と表現されるのは、このしくみが働いたときのことです。
電気容量に応じて安全に使用するためには、エアコン、電子レンジ、衣類乾燥機など、多くの電力を必要とする家電を一度に使わないようにすることが大切です。また、容量の多い機器で頻繁に使うものは、あらかじめ専用回路にすることをおすすめします。

アース線

アース線とは、洗濯機や衣類乾燥機、電子レンジ、冷蔵庫などに付いている、緑色の細い線のことで、漏電した電気を大地に逃がし、人が感電するのを防ぎます。水は電気を通しやすい性質を持っているため、特に水まわりに設置する電化製品にはアース線が取り付けられています。アース線が付いていない場合は、ぜひ取り付けましょう。

すばやく行動! 災害発生時・避難時の対応

災害が起こったら、あわてないですばやく行動することが大切です。そのためには日頃からの心構えが大切なので、家族で災害時の行動をシミュレーションするなどしておかれるとよいでしょう。

1 スイッチを切ってプラグを抜く

アイロン、ドライヤー、ストーブなど、熱を出す道具は火事につながる危険性があります。グラッときたら、可能な限りすみやかにスイッチを切り、コンセントからプラグを抜きましょう。

2 避難時にはメインブレーカーを切る

ブレーカーは「切」にしてから避難を

地震で停電になっても、電力会社の設備に異常がなければ、ふたたび電気が送られてきます。家の外に避難するときは、電気の消し忘れによる事故を防ぐため、配線元である分電盤のメインブレーカーを必ず切りましょう。

3 切れた電線には触らない

切れて垂れ下がった電線に触ると感電する可能性があります。また、電線が木や看板、アンテナなどに触れていたり、電柱が傾いていたりする場合も危険です。近づかないで、すぐに地域の電力会社の営業所に連絡しましょう。

ここに注意しよう! 通電再開時の対応

災害の危険が去った後も、再び電気を使用するときは、一つ一つ安全を確認しながら、慎重に取り扱うことが必要です。

1 安易にプラグをコンセントにさしこまない

まずは電気器具が安全に使える状態か、チェックしましょう。壊れていないか、不備がないか確認してから使用します。

2 壊れた電気器具や配線は点検してもらう

壊れたり、水にぬれた電気器具や屋内の配線は漏電の原因になるので、必ず電気工事店などで点検してもらってから、使用するようにしましょう。

3 ガス漏れのときは電気を使わない

ガスの匂いがするなど、ガス漏れが予想されるときには、電気の点灯から引火して爆発や火災などにつながる恐れもあります。電気の使用は避け、ガスの元栓を締めて、地域のガス会社に連絡しましょう。

ガス漏れのときは電気を使わない

今回、ご協力いただいたのは

社団法人日本電気協会 関西電気協会 関西電気安全委員会 阪脇茂さん

関西電気安全委員会では、電気関連事業者や団体などが連携して、関西地区における電気利用の促進、電気事故防止のための普及・啓発のほか、電気技術者の養成など、多岐にわたる活動を展開しています。
「家族みんなが電気の安全な使い方を知ることで、日頃から電気事故防止に努めましょう」と阪脇さんは話します。

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