2008年に関電トンネル開通50周年を迎えた黒部ダム。トンネル開通までの苦難を描いた『黒部の太陽』が舞台、ドラマと相次いで発表され、ますます注目を集めています。雪解けの4月からが、立山・黒部の観光シーズン。春から初夏にかけての立山・黒部のみどころを、周辺観光スポットや、リゾート施設とあわせて、たっぷりご紹介します。
険しい山と雪に閉ざされた黒部が、やわらかな日差しに照らされる春。雪解け、芽吹く緑…と、順々にその雄大な姿を見せてくれます。大自然に抱かれた立山・黒部の春から初夏にかけてのみどころはこちら!
記録展では、3月21日と22日に放映されたドラマ『黒部の太陽』(香取慎吾さん主演)で使用した特撮用のジオラマ等が展示されるほか、建設当時のパネル写真、ヘルメットなども間近に見ることができます。
展示場所はJR信濃大町駅前、関電トロリーバス扇沢駅と黒部ダム駅の3ヶ所。いずれも立山・黒部アルペンルートに沿って会場を設置しているので、効率よく全会場を巡ることができます。この機会にドラマの舞台裏と建設当時の様子を見学し、『黒部の太陽』にどっぷり浸ってみませんか。
(無料・開催期間:2009年4月10日~11月30日、信濃大町駅前会場は6月30日まで)
標高2450メートルの立山・室堂平は、世界でも有数の豪雪地帯。その中でも大谷は吹きだまりのために、特に積雪が多いことで有名です。「雪の大谷」とは、大谷を通る道路を除雪してできる、高さ20メートルに迫る雪の壁の区間のことで、約500メートルの距離を歩いて散策することができます。1994年にスタートしたこの「立山・雪の大谷ウォーク」、今年で来場者数が100万人を突破すると予想されています。期間中は、雪の大谷解説ツアー(無料・4月30日まで)や、お子さんに大人気の、雪ふれあい広場(5月6日まで)も開催しています。
(開催期間:2009年は4月17日~5月31日)
黒部川をせき止めてできた黒部湖は、満水時の湖面が標高1,448メートル。この黒部湖を30分かけて巡る遊覧船ガルベは、遊覧船として日本一の高さの航行を誇ります。雄大なアルプスや周囲に広がるブナの原生林を眺めながら、ゆったりと湖上散歩が楽しめます。
(航行期間:2009年は6月1日~11月10日)
大自然の中に、美しいアーチを描く黒部ダム。その高さは186メートルと日本一を誇り、世界でも最高クラスに入ります。毎年6月末から10月半ばにかけて、ダムの観光放水を見ることができます。毎秒10トン以上の水量が噴き出し、虹を描きながら落ちてゆく様子は圧巻です。
(放水期間:2009年は6月26日~10月15日 放水時間は季節により異なるほか、天候などにより中止する場合もあります)
安曇族の祖神を祀る穂高神社で、今年、20年に一度の「大遷宮祭」(安曇野市無形民族文化財指定)が行われます。長い歴史と伝統を誇る穂高神社で最も重要な祭事とされ、毎回、仮本殿を造り替える慣わしになっています。奉祝行事として「穂高人形まつり」(2009年5月2日~17日)なども開催されます。

安曇野市堀金・穂高地区の公園では、展示館や野外での体験学習プログラムを通して、安曇野の豊かな自然や文化について遊びながら学ぶことができます。また、2009年7月18日にオープンする大町・松川地区の公園では、木立の中を鳥や昆虫の目線で散歩できる「空中回廊」など、アルプスの自然環境を体験しながら、のびのびと遊べるしかけが満載です。
「植物の生命力と癒し」をテーマに、11,000平方メートルの園内に草花350種、樹木250種を植栽。四季折々の花々が楽しめる、心地よい空間が広がります。各種ハーブティが味わえる「ヒーリングカフェ」のほか、バスオイルを作ったり、アロマについて学べる、「香りの手作り体験工房」などもあります。
(開園期間:2009年は4月25日~11月中旬)

高瀬川の良質な水を使って生まれる信州・松崎和紙。信州松崎和紙工業は、その紙すき技術を今に伝える、数少ない工房のひとつです。山から採取してきたモミジやケヤキの葉を独自の特殊処理で色づけ、和紙にすき込んだ製品が好評。封筒や便箋などが販売されているほか、紙すき体験や和紙制作の見学もできます。
白馬五竜東山に広がる山麓植物園。4月~5月には、日本の原生種を主とした福寿草、雪割草、カタクリ、二輪草など、100種類以上もの山野草が花を咲かせます。ほかでは見られない、高原ならではの珍しい植物も楽しめます。苗販売ショップも併設され、おみやげ選びにも最適のスポットです。

江戸時代の大庄屋の旧宅を改装した食事処。古い民芸品も展示され、店内は小さなギャラリーのようです。大町のおいしい水と地元の食材を活かした料理が自慢で、郷土料理「おざんざ」※もそのひとつ。地元の蔵元3社の特別純米酒もいただけます。
- ※
- 「おざんざ」は納豆の酵素を練り込んだ麺で、大町の名産品。

岩魚と信州サーモンが味わえる料理宿。魚は自家配合の餌で養殖したもので、脂がのっていて臭みがなく、たいへん美味と評判です。大町市内のほかのお店にも卸しているとのことです。約9,000坪の広大な敷地には日本庭園、貸切露天風呂も完備されています。

黒部ダムに一番近いホテルとして名高い「くろよんロイヤルホテル」は、立山・黒部アルペンルートの拠点、扇沢駅へも車で10分足らずという好立地。また、安曇野、白馬、上高地、軽井沢といった、そのほかの信州の観光地へのアクセスにも便利です。
くろよんロイヤルホテルでは、恵まれた自然環境と充実したホテル設備を活かし、「健康づくり大学」を実施しています。「健康づくり大学」では、日本人が昔から健康療法のひとつとして行ってきた「湯治」を柱に、現代的、医科学的検証をふまえて、一人ひとりに適した健康プログラムを提供。「温泉」「食事」「運動」「環境」の4つを組み合わせたプログラムの実践を、専門のアドバイザーがサポートします。
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