春、新しい季節の訪れにあわせて気分も新たにスタートするなら、部屋の模様替えでリフレッシュしてみませんか。今回は、今のインテリアを活かしながら、好みのカーテンを見つけるコーディネート方法から、ライフスタイルを考えたカーテン選びや季節感の演出についてご紹介します。
カーテン選びの前に、まずは自身の好みを明確にしておきましょう。自宅のインテリアに合わせてカーテンを選ぶと、統一感も一層高まります。
床や家具の色、インテリアイメージは、次のどれに当てはまりますか。

格式ある気高い雰囲気が特徴で、伝統的、古典的、重厚なイメージ
柄/ペーズリーなど
素材/光沢感、風格のある布
カラー/深みのある色
繊細で、さりげない品の良さがあり、やさしい穏やかなイメージ
柄/流れるような曲線の花柄や抽象柄
素材/しなやかなシルク、サテンなど、やや光沢のある布
カラー/穏やかなトーンの灰色がかったカラーが中心
都会的でクール。機能的でシャープなイメージ
柄/無地、ストライプ、幾何学模様
素材/家具はスチール、ガラス、石などを取り入れたスタイル
カラー/モノトーンを基調に、赤、青などのアクセントカラーを部分的に配色
気軽でくつろいだ雰囲気。開放的で楽しいイメージ
柄/大柄のチェックやストライプ、手書き風イラストなど
素材/木綿、家具はプラスチック、ゴム素材を組み合わせたもの
カラー/澄んだ鮮やかな色。明るく快活な配色
自然の持つ温かさ、素朴さを表現した、心なごむイメージ
柄/無地や無地調の柄。草木などの自然なモチーフ
素材/麻、綿などの自然素材、竹・木・藤製など
カラー/アイボリー、ベージュ、淡いグリーンなど、明るめで安らぎのある色
和風、アジアなどの民族調で、素材や色にモダンな要素を取り入れたイメージ
柄/無地や幾何学、民族調をさりげなく取り入れたもの
素材/和紙、竹・木・藤製など素材感のあるもの
カラー/全体的に渋みのある配色
- カーテンを選ぶ前に、あらかじめ間取りを確認し、窓枠や必要な丈の寸法を測っておきましょう。(寸法や窓枠・壁の材質などにより、取り付けが難しい種類のカーテンもあります)
- お店の人に希望のイメージをわかりやすく伝えるには、写真や雑誌の切抜きなどを持参するとよいでしょう。また、自宅のインテリア写真があると、コーディネートの役に立ちます。
- ひとつのインテリアイメージで統一せずに、「和風+モダン」「スタイリッシュ+ナチュラル」など、複数のイメージを合わせて、さまざまにコーディネートすることもできます。詳しくは専門家やお店の人に相談してみましょう。
カーテンはインテリアイメージだけでなく、ライフスタイルに合わせて、機能の面からも選ぶことができます。
小さなお子さんがいるご家庭で、汚れやすいカーテンを清潔に保ちたいという場合や、塵、ほこり、花粉が気になる場合などには、洗えるカーテンが便利です。現在、国産のカーテンのほとんどが、ウォッシャブルです。輸入物のカーテンを購入する場合は、洗えるかどうか確認をしたほうがよいでしょう。ウォッシャブルのカーテンには、各社独自のマークや表示を記載しています。
ドレープカーテン※なら年に1回、レースカーテンなら半年に1回程度洗いましょう。カーテンの汚れのほとんどは、空気中のほこりです。普段から掃除の時に洋服ブラシか小型のしゅろほうきなどで、ひだや折り目の中をかきだすように、上から下にブラッシングした後、掃除機で床を清掃します。また、ほこりをたてずに掃除したいなら、直接、掃除機をカーテンに当て、上から下へかけていきます。
※生地が厚手のカーテン。対して、薄手で透過性のあるものがレースカーテン。
マンションの共用廊下側、寝室などは、プライバシーを考慮して、遮光性のカーテンにするのもおすすめです。(カーテンの遮光性能については、社団法人日本インテリアファブリックス協会が、遮光率の高いものから順に1級、2級、3級と遮光等級を定めています)。遮光性のカーテンでなくても、ミラー調のレースカーテンを使うと、外からはすりガラスのように映るので、室内の様子がわかりにくくなります。
冷暖房効率を考えるなら、厚地や目の詰まった保温性のあるカーテン、または、ヒダをたっぷり取ったカーテンなどがおすすめです。レースとドレープカーテンの二重にすれば、カーテンの間に空気の層ができ、より保温効果が高まります。冷たい外気を遮断するには、窓枠をすっぽり覆ったカーテンや、腰高窓でも床丈のカーテンをかけると効果的です。
紫外線が気になるなら、UVカット機能のあるカーテンや、ガラスフィルムなどを使用するとよいでしょう。床や家具の日焼けも防いでくれます。
ドレープカーテンにくらべて価格が手頃なのがレースカーテン。最近では、種類も豊富になり、デザインも凝ったものが多く出回っています。窓辺の演出を楽しむなら、レースカーテンを季節に応じてかけかえてみてはいかがでしょう。春なら、明るい暖色や、花柄など、やさしいデザインがよく合います。

カーテンに合わせて、インテリアのファブリック(布)で手軽にお部屋の雰囲気を変えることもできます。カーテンの配色の中から、季節にふさわしい色を選び、その色を使ったクッションやテーブルクロス、座布団などを配置すると、部屋全体のバランスも整えながら、四季を演出することができます。また、タッセル(カーテンをとめる帯)の素材や色に変化をつけて、楽しむのもよいでしょう。
株式会社サンゲツ 大阪ショールーム 堺百花さん
インテリアの専門商社として、住空間をトータルにコーディネートし、インテリアについてのさまざまな提案、情報を発信しつづける同社。大阪ショールームでは、壁紙、カーテン、床材、イス生地など1万3千点におよぶオリジナルアイテムを展示。実際につるされたカーテンに直接触れて選ぶことができます。
「住まいは暮らしの器です。住む人の個性にあった空間にいると、自然と心もリラックスします。カーテンやインテリアを通してご自身のイメージを具体的な形にし、ぜひ満足できるお部屋作りを実現してください」と堺さん。




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