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「工場見学に出掛けよう!」

関西電力の発電所をはじめ、お菓子、ビール、パン工場など、一般の人が見学できる工場では身近なものの製造工程や体験学習などで思わぬ発見があって楽しいもの。子供から大人まで一緒に楽しく学べ、しかも入場無料というのがうれしい!今回は工場見学レポートと、関西の工場見学ができる企業をご紹介します。


NHK大阪放送局 BKプラザ
2001年11月に新しく建てられたNHK大阪放送局には、制作している番組を見たり、最新の放送技術を体験できる「BKプラザ」があり、年間50万人もの人が見学に訪れます。
見学できるのは、1階9階。1階にあるBKプラザは、ほぼ毎日公開生放送を行っているプラザスタジオがあり、ガラス張りになっているため外からも見学することができます。そのほかに、ドラマや歌番組など過去の見たい番組を見ることのできるライブラリーや、ニュースキャスターの体験ができる「なりきりスタジオ」などがあり、楽しみながらNHKの番組や放送について親しむことができます。9階のBK通りでは、タイミングが合えば、窓越しにスタジオの収録風景を見学することもできます。
BKプラザ(1階)
プラザスタジオ
プラザスタジオ(写真) 公開生放送や公開イベントが行なわれています。NHKのキャラクターと記念写真撮影や放送体験型見学などができるスタジオです。
★公開生放送に参加するには・・・コチラ


BKインフォメーション
BKインフォメーション(写真) 大河ドラマなど「思い出の番組情報」や、「番組ができるまで」など見たい映像や知りたい情報を検索することができます。タッチパネルなので、操作は簡単。小さなお子さんでもできます。
デジタル放送コーナー
デジタル放送コーナー(写真) BSデジタル放送と地上デジタル放送をリモコン操作で体験。
人にやさしい放送・未来の放送をテーマに「ホームサーバー型テレビの模擬体験」、話す速度を変えることができる「話速変換装置」、文字放送を点字に変換して読み取ることができる「点字伝達装置」、音声を自動的に字幕に変換する「自動字幕放送」などが体験できます。未来はこんな放送も可能になるかもしれませんね。
BKライブラリー
BKライブラリー(写真) NHK大阪放送局が制作した番組のうち、ドラマやドキュメンタリーなど思い出の番組約180本をじっくりと視聴することができます。
なりゆきスタジオ
BKプラザの中で一番人気があるコーナーです。「ニューススタジオ」では、ニュースデスクに座り、ニュースキャスターに なりきって実際にニュースを読む体験ができます。「クロマキースタジオ」では、大阪城空中散歩や宇宙旅行など5つの映像の中から好きな映像を選び、クロマキー処理という特殊な画像処理技術で自分がその中に出演することができます。例えば、古代恐竜の世界では、恐竜に追いかけられる映像を作ることもできます。双方とも、モニターに映った映像をビデオテープに録画することができるので、思い出としてお土産にするのもいいかも。 なりきりスタジオ(写真)
キャラクター観覧車
キャラクター観覧車(写真) ゴンドラに乗った「どーも君」などNHKの人気キャラクター10体から好きなキャラクターを選ぶと、モニター画面でその番組を楽しむことができます。懐かしいキャラクターとの出会いの場です。
プラザショップ
NHKの人気キャラクター達のグッズや、NHK関連の出版物などを販売しています。ここでしか買えないものもあるので、お土産を買うなら最適です。

プラザショップ(写真)
BK通り(9階)BKパノラマ紹介
BKパノラマ紹介(写真) NHKで働いている人達を映像で紹介してくれるコーナー。
美術・放送技術・アナウンス・営業推進など各職場の仕事の内容や取り組みが分かりやすく説明されます。
NHK教育番組コーナー
これまで制作されたこども・教育番組を映像とパネルで見ることができます。
スタジオビジョン
スタジオビジョン(写真) テレビ第1・第2スタジオで収録されている風景を窓越しに見学することができます。収録のない日は、番組の制作風景をVTR映像で紹介しています。どんな風に番組が制作されているのか現場の雰囲気が伝わってくる臨場感あふれるコーナーです。タイミングがあえば、タレントの方々を近くで見ることができるかも。
NHKグラフィティ
放送が開始された1925年以来の放送の歴史を、当時の風俗を交えて映像とパネルで紹介しています。タッチパネルに年度を入力すると、その年の出来事などを映像で知ることができます。
NHKアーカイブス大阪
NHKアーカイブス大阪(写真) 2003年にテレビ放送は50周年を迎え、それを機に保存している映像を見てもらえるライブラリーができました。ここでは、シルクロードなどNHK特集や朝の連続ドラマ演芸番組などを視聴することができます。公開されている番組は約2500本もあり、中には貴重な番組もあります。
データ
地図
NHK大阪放送局 BKスタジオ
住 所: 大阪市中央区大手前4丁目1-20
電 話: 06-6937-6020(BKプラザ見学係)
開館時間: 10時~18時(入館は17時30分まで)
休館日: 毎月第4火曜日
入場料: 無料
交 通: 大阪市営地下鉄谷町線・谷町4丁目駅下車、徒歩2分


● 周辺スポットは…コチラ


ヤクルト本社 京都工場
ヤクルトは1935年から販売され、現在では日本を始め世界23の国と地域で製造販売されています。国内で作られている製品は各工場によって異なり、京都工場ではヤクルト・ヤクルト400の原料液と、ミルミル、ミルミルE、ビフィールが製造されています。1日にヤクルトの原料液、170万本分と、ミルミル等約30万本が製造され、近畿・北陸・東海・中国地方に配送されています。
培養タンク 検査室 貯蔵室
配送 充填機
培養タンク
ヤクルトやミルミルなどは、粉ミルクからできています。まず粉ミルクをお湯で溶かしたもの“仕込乳”をつくることから工程は始まります。 その後、仕込乳は培養タンクへ送られ、乳酸菌を加えて増やしていきます。(この時のタンクの中の温度は35度~37度に保たれています) ヤクルトの場合は7日間、ミルミルなどは1日間かかります。この時のタンクの中の液は、まだすっぱい状態です。 培養タンク
検査室
乳酸菌の性状や数などを調べる細菌検査や理化学検査などが行われます。その後菌液は、調合・ストレージタンクに運ばれ、シロップと合わされ、5度以下で貯蔵されます。 検査室
貯蔵室
何本ものタンクがあり、6メートルもあるタンクでは20万本ものミルミルなどを作ることができます。ヤクルトの原料液はここから近郊の工場に運ばれ、容器に詰められます。 貯蔵室
充填機
ミルミル等は充填機に運ばれ、そこで紙パックに詰められていきます。充填機には1巻で4万個の製品が作れるペーパーロールが設置されており、1分間に100本のスピードで充填していきます。

ここがスゴイ!
充填機


配送
後はストローをつけ、箱詰めされて、配送されていきます。
配送


工場見学が終わった後は、試飲しながら商品の紹介や乳酸菌・ビフィズス菌の役目などの説明を聞き、ビデオ上映があって終わりです。 見学後のお楽しみ!

ヤクルトの容器をリサイクルして作った万年カレンダー(大人用)とメモスタンド(子供用)などがいただけます。
データ
地図
ヤクルト本社京都工場
住 所: 宇治市槇島町十八38番地
連絡先: 0774-22-8960
見学可能時間: 月曜日~土曜日(土曜のみ12時30分はなし)
所要時間: 約1時間15分
申し込み方法: 見学希望日の1週間前までに、電話または文書で総務課に申し込む
入場料: 無料
交 通: 近鉄向島駅下車、バスで約10分

● 周辺スポットは…コチラ




キューピー伊丹工場
「どこの家庭の冷蔵庫にも必ず1本はある」というくらい、マヨネーズは基礎調味料として欠かせないものになっています。キユーピーのマヨネーズはたまごの卵黄だけを使うことでコクと旨みを出しているそうです。伊丹工場はマヨネーズ専門工場で、500ミリリットルの容器に換算すると毎日40万本のマヨネーズを製造し、西日本各地に配送しています。マヨネーズに使われない卵白はお菓子や蒲鉾の材料に、また殻はカルシウム強化食品などに活用されています。まずは全工程が分かるビデオを見てから工場見学に出発です。

キューピー伊丹工場(写真)
キューピーマヨネーズ(写真)
卵の利用方法


では、工場見学に出掛けましょう。
製造工程は「検査」、「割卵」、「調合」、「充填・窒素置換」、「配送」の5工程に分かれます。
見学できるのは、割卵機と充填機です。

検査 割卵 調合 充填 配送
検査
マヨネーズが作られていく過程において、生産ラインはコンピュータで自動制御されていますが、受け入れから出荷までに段階ごとの品質検査が行われます。全てに合格したものだけが出荷されていきます。
割卵機
割卵機は卵を割って、黄身と白身に分ける機械です。1分間に600個の卵を割ることができる機械は、何度も試行錯誤を繰り返しながら自社で開発した機械だそうです。コンベアで運ばれるたまごを動かないように固定し、たまごの殻の下からナイフをあててヒビを入れ、2つに開いて黄身と白身を受け皿の白いカップに移します。
白いカップには切れ目があり、機械が回る遠心力を利用して切れ目から白身だけが下に落ちるシステムになっています。

充填機
卵がちゃんと割れているかどうかは、機械でチェックしています。また、人間の目でもチェックしており、猛スピードでまわる機械に、目もまわりそうです。


ここがスゴイ!
割卵機2
調合
分けられた黄身はパイプでタンクに運ばれ、サルモネラ菌を殺すため、熱殺菌が行なわれます。殺菌された黄身はミキサーで調味料と調合し、マヨネーズが出来上がります。
充填機
タンクから送られてきたマヨネーズを専用ボトルに詰め込みます。まず、穴の開いていない密閉状態のボトルの口を、切りくずが入らないように下に向けて切り落とします。そして、空気が入らないようにボトルの底までノズルを入れてマヨネーズを注入します。この時点では、まだ私たちが慣れ親しんでいる星型の口はついていません。
ボトルにマヨネーズが入ると、赤色のキャップをつけていきます。キャップの中には星型フィルムとアルミシールが入っています。キャップを締める時に、高周波をボトルの口の箇所に当てることで、星型フィルムがしっかりとボトルの口に溶接されます。

酸化防止技術イラスト

充填機

配送
出来上がったマヨネーズは、ビニール包装と日付が刻印され、箱詰めされて、西日本各地に配送されていきます。

見学後のおたのしみ
工場見学の後は、質疑応答などがあり、キユーピーが製造しているパスタソースや介護食などの展示を見て終わりです。  

マヨネーズとキユーピーの商品1品がいただけます。また、小学生以下に限り、キューピーの人形もお土産にいただけます。

データ
地図
キューピー伊丹工場
住 所: 伊丹市南町4-7-1
連絡先: 06-6422-1521
見学可能時間: 10時、13時
見学可能日: 月曜日~金曜日(会社行事日などにより休みの場合もある)
所要時間: 約1時間
申し込み方法: 見学希望日の2ヶ月前から10日前までに電話で問い合わせ。
入場料: 無料
交 通: JR福知山線・猪名寺駅下車、徒歩5分


● 周辺スポットは…コチラ



■ 関西の工場見学ができる企業リスト
関西には、他にも一般に見学を開放している企業の工場がたくさんあります。入場料はすべて無料。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?詳しくは各ホームページをご確認ください。

サントリー 山崎蒸留所
住所:三島郡島本町山崎5-2-1
電話:075-962-1423
ウイスキー製造工程を見学した後、試飲ができる。
アサヒビール 吹田工場 住所:吹田市西の庄1-45
電話:06-6388-1943
原料からビールができるまでの工程についての映画や製造設備を見学できる。
堺HAMONOミュージアム
堺刃物伝統産業会館
住所:堺市材木町西1丁1-30
電話:072-227-1001
刃物の研ぎ実演見学や体験ができる。
沢の鶴資料館 住所:神戸市灘区大石南町1-29-1
電話:078-882-7788
昔の酒造りのビデオ鑑賞や酒を搾る所の見学ができる。
白鶴酒造資料館 住所:神戸市東灘区住吉南町4-5-5
電話:078-822-8907
酒蔵資料館の見学のほか、きき酒もできる。
グリコピア神戸 住所:神戸市西区高塚台7丁目-1
電話:078-991-3693
菓子や食文化について学べる。工場見学など体験ゾーンがある。
キッコーマン 高砂工場 住所:高砂市荒井町新浜1-1-1
電話:0794-42-2131
しょうゆができるまでの工程を見学できる。
三輪そうめん山本
麺ゆう館
住所:桜井市箸中880
電話:0744-43-6661
三輪そうめんづくりの歴史・風土・製造工程の説明の後、そうめん蔵を見学できる。
西陣織会館 住所:京都市上京区堀川通今出川南
電話:075-451-9231
手機の実演やきものショーがある。またミニ手機による織体験や、十二単などの着付け体験もできる。
井筒八ツ橋本舗
京極一番街店
住所:京都市中京区寺町四条上る
電話:075-255-2121
八ツ橋の手焼き体験などができる。

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