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なごみの和・BONSAIをおしゃれに楽しもう

ここ数年、幅広い年齢層の間で静かなブームとなっているBONSAI(盆栽)。お部屋に小さな「和」の空間をもたらし、モダンリビングにも合う、心なごませるグリーンインテリアとして人気を集めています。また、空気をきれいにしてくれる効果もあるので、部屋を閉め切ってしまう寒い冬場にも向いています。
枝ぶりも立派で剪定が必要な木もの―いわゆる “おじいちゃんの盆栽”は、少し敷居が高いけれど、自然の景観を楽しむ「ミニBONSAI」ならガーデニング感覚で初心者でも気軽に試せるかも
今回は、ミニBONSAIの楽しみ方や苗選び、鉢選びのポイントなどをご紹介します。山野草で作る「苔玉」の作り方も教えていただいたので、ぜひ一度お試しください。

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ミニBONSAIの楽しみ方

季節の移り変わりを教えてくれる野の花や山の実。これらを使ったミニBONSAIをおくと、お部屋の中で小さな自然の景色を楽しむことができます。部屋にあわせて鉢を変えることで、自分の好みの演出もできます。
*成長が早いものや、多年草でない花系の植物はあまり向きません。

ミニBONSAIを楽しむために、知っておきたい手入れのポイント!

土 赤玉7割、桐生砂3割をブレンドしたもの。
肥料 肥料は与えなくても大丈夫ですが、穏効性の肥料を少しだけ土にまぜるとよいでしょう。
水やり 週2回を目安に、ベランダに出してたっぷりと水を与えてあげる。水が切れたら室内に入れてあげます。
室内ではたまに霧吹きで水をあげましょう。
置き場所 室内では暖房が直接当たらない所に置く


単植―一種類の植物だけを植える

単植には1つの植物だけでも主役になりやすいものを選びましょう。常緑のものが向いていますが、苔だけでも十分にうるおいを感じることができます。雪割草など小さな山野草は花が咲くのを楽しむこともできます。


寄せ植え

いろんな種類の植物を小さな鉢に植える寄せ植えは、景色を作るように仕上げます。鉢や配置の仕方で出来上がりは随分と違ってきます。ミニガーデンを作るような気持ちでトライしてみてはいかがでしょうか。

→寄せ植えのポイント
寄せ植えの写真
寄せ植えの写真


早春の頃に開花する植物の種類と育て方のポイント
春と秋には、たくさんの植物が店頭に出回ります。植物に生気がまだない早春の季節は、常緑のものが魅力を発揮します。中には花を咲かす植物もあります。植物の性質を知ることが、上手に育てるためのポイントの1つです。

スミレ スミレ
スミレ科、耐寒性多年草、開花期2月~4月
日陰を好む。西洋のスミレと違い多年草ですが、株の寿命が短いため、種をまいて新しい株を作っておきましょう。品種が豊富。
クモマグサ クモマグサ
ユキノシタ科、耐寒性多年草、開花期2月~4月
別名洋種クモマグサ。日本の高山植物のクモマグサとは別種。高温多湿を嫌います。
初雪かずら 初雪かずら
キョウチクトウ科、耐寒性多年草。
春~秋まで、葉色はホワイトとグリーン。秋以降紅葉し、銅葉に変色する。挿し木で殖やします。
ミスキャンタス ミスキャンタス
ユリ科、耐寒性多年草。
常緑で、白く細い線の入った葉がとても美しい植物、日当り~日陰まで植えることができ、性質は極めて丈夫です。
チェッカーベリー チェッカーベリー
ツツジ科、常緑低木。
高山植物に近く、夏場は涼しい半日陰で管理。寒さには大変強い植物。赤い実がとても愛らしい。
クリスマスローズ クリスマスローズ
キンポウゲ科、常緑多年草、開花期12月~4月
常緑の多年草で、寒さにも強く花の少ない冬から初春にかけて、屋外で開花します。品種が豊富。
ラセンイ ラセンイ
イグサ科、耐寒性多年草。
茎がラセン状に放射状に育つ珍しい植物。春に株分けで殖やせます。
ヤマゴケ ヤマゴケやハイゴケ
乾燥しても葉が余り縮れにくい苔。
盆栽や苔玉に向いています。

苗選びのポイント

・ 草ものの場合
 葉…色が濃く、葉先までピンとした元気そうなもの。
 茎…節間が詰まっていて、しっかりとしている。
 花…つぼみのままで、数が多い。
    
・ 木もの
 葉…つやがあり、虫食いのあとがない。
 枝…枝ぶりは好みですが、傷などがついていない。
 実…大きくて色艶がよい実が均等についている。


植物別の鉢の選び方
植物と鉢が一体となった景色を作るのも、BONSAIの楽しみです。それだけに、鉢選びは重要です。たとえば、鉢を変えるだけで、お部屋の雰囲気が和風から洋風にがらりと変わります。自分が持っているお気に入りの器や雑貨屋さんで見つけた素敵な器を使ってみるのもお勧めです。
*底に穴のあいていない器を鉢に使うときは・・・


鉢選びのポイント
丸鉢… 小判型や楕円形のものもあり、やわらかい雰囲気になります。
鉢
角鉢… 長方形、正方形などがあり、植物の姿を引き立てます。
変わり鉢… 竹や軽石などで、作り出したい景色に合ったものを選びましょう。
浅い鉢… 丈の低いものが合います。
深い鉢… 枝がしだれるものや木のものなど背の高い植物に向いています。

お部屋にあった鉢選びのポイント

植物を置く場所を選び、その空間に合った色や素材のものを選びましょう。例えば、木彫のナチュラルテイストの部屋には溶け込むベージュなどの色が向いています。
鉢
清潔なキッチンや洗面所には、土っぽさを感じさせない苔玉が向いています。苔玉は気軽に受け皿を変えることができるので、雰囲気に合うものを試してみましょう。

山野草で苔玉を作ってみよう

コロンとした姿がかわいらしい苔玉は、しっとり感が気持ちを癒してくれます。小さく、場所をとらないので、デスクの上やキッチンにちょこんと飾るだけで“なごみ”の和の空間ができあがります
また、その日の気分で器を取り替えることができるのも、苔玉の魅力です。苔玉は土を丸くしたり苔をはりつけたりと、一見難しそうですがポイントさえつかめば大丈夫。今回は手軽に扱えるモス(水ゴケに着色したもの)を使って、チャレンジしてみました。植える植物は山野草でなく、観葉植物やハーブでもできます。
* モスは園芸店などで販売しています。

キット
苔玉製造キット(2個分)500円。
スミレ
 

準備するもの
植える植物、ケト土、 富士砂、赤玉土、はさみ、ワイヤー、 モス、ビニール手袋
こけ

作り方
1、 ケト土8割、富士砂と赤玉土各1割を、霧吹きで水をふくませ、こねます。 こけ
2、 こねた土をハン
バーグを作る要領
で形作ります。
こけ
3、 スミレを器からはずして、付いている土を約3分の1にします。 こけ
4、 ハンバーグ状の土を手のひらに載せ、スミレを包み込みます。 こけ
5、 きれいな丸の団子状になるように、形を整えます。 こけ

6、 水に浸しておいたモスを固く絞り、団子状の土におにぎりを握るように貼り付けていきます。 こけ

7、 モスがきれいに貼り付いたら、ワイヤーを巻きつけていきます。 こけ
8、 親指で始まりを押さえ、ワイヤーが苔玉の下を通るように斜めに巻いていきます。 こけ
9、 ワイヤーの始めと終わりを交差させて、苔玉に差し込みます。 こけ
10、 はみ出たモスをはさみで切り取り、形を整えます。 こけ
11、 完成! こけ
 

育て方のポイント

・ 水やり

週1回、水をはったバケツに苔の部分
だけを10分くらい浸けます。
・ 置き場所 

室内で大丈夫ですが、暖房のききすぎた部屋は避けましょう。水まわりのキッチンなどにも適しています。

 

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