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関西電力グループのCSRとは

節電のお願いに関するご説明とお礼

今夏の節電のお願いは、昨夏と今冬に続くものとなり、お客さまや社会のみなさまには、再三にわたるご心配とご不便、ご迷惑をおかけし、誠に申し訳なく深くお詫びいたします。
みなさまの節電に対するご理解とご協力を賜り、今夏におきましても、供給力不足による停電を回避することができましたことを、あらためて厚く御礼申し上げます。
これに安堵することなく、今後も電力の安全・安定供給に一層の努力を重ねてまいります。

1 節電のお願いの経緯

当社は、東日本大震災以降、さまざまな状況を想定し、供給力の確保に最大限の努力を尽くしてまいりました。しかし、原子力プラントの再稼動の見通しが立たないなか、政府による需給検証委員会の検証結果を踏まえた今夏の需給は、最大限の供給力確保に加え、定着した節電効果や随時調整契約(右表参照)を織り込んでも、7月から9月1週目までの電力需要と供給力の差「需給ギャップ」(予備率)は−14.9%と大変厳しくなることから、政府や広域連合をはじめとする自治体のみなさまとも検討を進めた結果、5月19日、お客さまに節電をお願いすることとなりました。
 当初は、中部電力、北陸電力および中国電力に融通電力を極力確保していただくことも考慮して、すべてのお客さまに対して、お盆を除く7月2日から9月7日までの平日9時から20時の間、一昨年の夏と比較して「15%以上の節電」をお願いいたしました。
 その後、7月9日に大飯発電所3号機が定格熱出力一定運転を開始したことから、政府や自治体のみなさまと調整のうえ、7月10日からお客さまにご協力いただく節電内容を、一昨年の夏と比較して「15%以上の節電」から「10%以上の節電」に見直しました。7月25日には大飯発電所4号機も定格熱出力一定運転を開始しましたが、政府や自治体が生産活動に支障が生じない範囲で10%以上の節電目標を維持することを決定されたことや、多くのお客さまや地域のみなさまから「何としても計画停電を回避してほしい」との要望を賜ったことから、計画停電のリスクを少しでも低下させるため「10%以上の節電」※1を維持することとしました。
※1:生産活動に支障が生じる場合は5%以上を目安に節電へのご協力をお願い

2 万が一の備えとしての計画停電の準備

5月18日、政府の電力需給に関する検討会合とエネルギー・環境会議の合同会合において、「計画停電は実施しないことが原則であるが、大規模な電源の脱落など万が一に備えて、関西電力管内とともに、予備率がマイナスと見込まれる九州電力、北海道電力および四国電力管内においても、計画停電の準備を進めておく」との方針が決定されました。これを踏まえ、当社は東京電力と東北電力の事例を参考に、計画停電の詳細な内容の検討を進め、6月22日に発表いたしました。

3 供給力を確保するための取組み

当社は、供給力の確保に最大限の努力を尽くしてまいりました。
 具体的には、大飯発電所3・4号機の再稼動をはじめ火力・水力・揚水発電所の定期点検や補修工程の調整、巡視・点検の強化による異常兆候の早期発見、トラブル発生時の早期復旧、火力発電所の出力向上運転、揚水発電所の高水位運用、長期計画停止機であった海南発電所2号機の再稼動、姫路第一発電所への小型ガスタービンの設置など、自社電源を最大限活用してきました。また、他の電力会社からの融通による受電、卸電力市場の活用、自家発電設備保有のお客さまからの受電や増量に取り組んできました。

4 節電のお願いの取組みとお客さまのご協力

節電につきましては、政府や自治体のみなさまと一体となり、ご協力をお願いするとともに、節電の具体的な方法をさまざまな機会や媒体を通じてご紹介してきました。 具体的には、法人のお客さまには、個別のご訪問やダイレクトメールの送付などで、オフィスや店舗などの空調の抑制や不要な照明の消灯、電気料金メニューの活用による操業日の休日への振替え、自家発電設備の活用など、節電のご協力をお願いしました。また、電力需給安定化に向け、入札によるネガワット取引「ネガワットプラン」や、負荷調整にご協力いただけるBEMSアグリゲーターの方との協業によるピーク抑制などにも新たに取り組みました。
 ご家庭のお客さまには、チラシの配布に加え、テレビCMや新聞広告、ホームページなどを通じて、繰り返し、節電へのご協力をお願いするとともに専用ダイヤルを開設し、お問合わせにお応えしてきました。また、今夏は、ピーク時間以外の時間帯へ負荷移行を促進する「季時別電灯PS」の設定や、電気使用量の削減率に応じてQUOカードを進呈する「節電トライアル」などの新たな取組みを実施するとともに、電気ご使用量を見える化するサービス「はぴeみる電」の普及拡大にさらに力を入れて取り組みました。
 あわせて、ホームページなどを通じて「でんき予報」でお客さまに電力の需給状況などをきめ細かくご提供するとともに、自治体のみなさまには、防災メールやケーブルテレビなどを通じて、住民のみなさまに呼びかけていただく仕組みの整備などのご協力もいただきました。

4 需給状況の経過報告

今夏は、火力発電所のトラブル停止などによる供給力の減少もありましたが、供給力の確保、お客さまや社会のみなさまによる節電への多大なご協力、さらには、大飯発電所3・4号機の再稼動によって、最終的に停電を回避できたものと考えています。なお、今夏の最大需要は2,682万kW(8月3日)となり、昨年の最大需要と比較して102万kWの減少となりました(参考:8月3日のピーク時供給力2,992万kW 使用率90%)。
 引き続き、当社は、国のエネルギー政策などに基づき、お客さまや社会のみなさまのご理解を賜りながら、中長期的な安定供給の確保に向け、最大限の努力を継続してまいります。

今夏の最大電力と供給力の推移

2012年夏の需給ギャップ改善に向けた当社の取組み
ご家庭のお客さま                          ※実績については、9月6日時点
項目 内容 2011年夏季(実績 2012年夏季
個別PR等の
状況
パンフレット 約54万部 約54万部
ポスター
/店頭チラシ
ポスター:約2万部
店頭チラシ:約35万部
ポスター:約5万部
店頭チラシ:約20万部
全戸チラシ
/検針票[裏面利用]
約1,200万軒 約1,200万軒
垂幕掲示(弊社事業所) 9ヵ所 28ヵ所
街頭でのPR 約250回 約490回
はぴeみる電の
慫慂(検針Web)
約8,300件 申込受付:約158,500件
(累計:約296,000件)
新たな料金
メニューの設定
「季時別電灯PS」の設定 ピーク時間以外の 時間帯へ負荷移行 を促進
(未実施)
加入件数: 約7,300件
節電トライアル
(節電インセン
ティブ施策)
お申し込みいただいた お客さまのうち、 2012年7〜9月分の 電気使用量(kWh)の合計を、 2011年7〜9月分の 電気使用量(kWh)の合計 と比較し、削減率に応じて QUOカードを進呈
(未実施)
申込受付:
約196,000件
小学生節電
チャレンジ
小学校にてチャレンジ シートを配布。家庭で の節電への取組みを計 画し、取組み結果を事 務局に送付いただく
(未実施)
昨冬配布:約110万枚
うち応募数:約6,100件
配布数:約110万枚
うち応募数:約4,800件
(9月3日時点)
法人のお客さま
項目 内容 2011年夏季(実績 2012年夏季
訪問等の状況 お客さま
(500kW以上)訪問
約7,000件 約7,000件
お客さま(500kW未満)
へのダイレクトメール送付
約11万件 約11万件
業界団体さまへの訪問 産業用:89団体
業務用:45団体
産業用:74団体
業務用:51団体
随時調整契約計 瞬時調整
特約
当社の供給設備の事故、予想外の需要 の急増による電力需給逼迫時に強制 的、もしくは当社からの通告で負荷を 遮断することに対し電気料金を割引 24件
約37万kW
24件
約36万kW
通告調整
特約
当社からの通告により、翌日に 実施される大幅な負荷抑制に対し 電気料金を割引 4件
約1万kW
155件
約8万kW
随時調整契約の合計
※随時調整契約kWは契約値
28件
約38万kW
179件
約44万kW
計画調整契約 休日特約 休日の振替や新たな休日の設定 など、1日単位での負荷調整 約1,700件
(対象:約7,000件)
約100万kW(注1)
約3,600件
(対象:約7,000件)
約190万kW(注1)
操業調整
特約
プラントの補修や長期休日の設 定など、週単位での負荷調整
ピーク時間
調整特約
空調機器の一部停止や自家発の 発電増加など月単位での負荷調整
デマンド
カットプラン
(需給調整特約S)
最大需要電力が前年同月の 最大需要電力を下回る場合に、 それに相当する電気料金を割引 約61,000件
(対象:約110,000件)
約53万kW(注2)
約78,300件
(対象:約110,000件)
アグリゲーター等
との協業
BEMSアグリゲーターとの協業 によるピーク抑制 (依頼タイミング:需給逼迫が予想 される日の前日の午後)
(未実施)
16事業者と
契約締結
約450件
約0.5万kW
ネガワット
プラン
需給逼迫時にお客さま側で負荷を 抑制していただける電力(ネガワッ ト)を入札により募集 (依頼タイミング:需給逼迫が予想 される日の前週の金曜日から前日 までの間で、追加的な負荷調整が 必要とされる日毎に入札を実施)
(未実施)
16件の登録
管外のお客さまとの
ネガワット取引
他電力、アグリゲーターにご協力をいただ き、当社管外の大口のお客さまとネガワッ ト取引を実施し、これによって生じる他電 力の供給余力を融通送電いただくもの (依頼タイミング:需給逼迫が予想さ れる日の前週の金曜日から前日まで の間で、追加供給力が必要とされる 日毎に入札を実施)
(未実施)
4件の登録
(注1)計画調整契約kW は、日毎の契約調整電力合計値の最大値
(注2)前年同月の最大需要電力と当月の最大需要電力との差であり、結果としてご協力いただけた数値
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