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関西電力グループのCSRとは

節電のお願いに関するご説明とお礼

今夏における節電のお願いにつきまして、お客さまや社会のみなさまには、大変なご不便とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。みなさまの節電に対する格別のご理解とご協力のおかげをもちまして、供給力不足による停電という事態を回避することができました。改めて、厚く御礼申し上げます。この章では、節電のお願いに至った経緯と当社の取組みなどについてご説明いたします。

1 節電のお願いに至った経緯

当社は、東日本大震災の発生以降、さまざまな状況を想定し、今夏の需給見通しについて検討しておりましたが、定期検査中の原子力発電所の再起動の見通しが不透明になってきたことから、火力発電所や水力発電所を中心とした供給力確保対策を進めてきました。しかし、これらの対策を実施しても、本格的な夏を迎える7月以降は、急激な気温上昇により需要が供給力を上回る恐れがありましたので、6月10日に、当社としてさらなる供給力確保に努めるとともに、お客さまに節電へのご理解とご協力をお願いいたしました。
 節電のお願い当初は、お客さまや社会のみなさまから「唐突な要請である」、「15%程度という節電目標について根拠を明示すべきである」、「削減幅が大きく、対応に苦慮している」といったご意見をたまわりました。改めまして、多くのみなさまにご不便とご迷惑をおかけしていることを、心からお詫び申し上げます。

2 今夏の節電の必要性

発電した電気は貯めておくことができないため、時々刻々と変化する電気使用量を細かく予測しながら、それに合せて発電量を調整しています。しかし、使用量に対して発電量が不足すると、停電に至る可能性があります。
 今夏が猛暑であった昨夏のような気象条件となった場合、当社として、追加供給力の確保に万策を尽くしたとしても、需給ギャップ(電力需要と供給力の差)を解消することが困難であるとの見通しのもと、お客さまごとのご事情の範囲のなかで、節電へのご協力をいただくことで電力需要のピークの抑制を図ることといたしました。
 具体的には、夏季期間(7月1日〜9月22日)の平日の9時〜20時(ご家庭では、特に13時〜16時)において、電力需要のピークに対して15%程度を目安とし、個々のお客さまのご事情を踏まえた節電へのご協力をお願いさせていただきました。

3 供給力を確保するための取組み

当社は、6月10日に「電力需給非常対策本部」を設置し、停電を回避するために供給力確保の検討やお客さまへの節電のお願いの周知・徹底など、あらゆる対策を進めてまいりました。
 供給力の確保については、6月10日に公表した揚水発電所の工事時期延期や火力発電所の定期検査期間短縮をはじめ、それ以降も、水力発電所の点検作業の延期や5月30日にトラブルで停止した舞鶴発電所1号機の早期復旧に取り組みました。
 また、自家発電設備をお持ちのお客さまやPPS(特定規模電気事業者)からの電力購入の上積みや、他電力からの新たな融通受電など、さまざまな手立てを尽くすとともに、火力発電所の出力向上運転の準備などもおこないました。

4 節電のお願いの取組みとお客さまのご協力

当社は、さまざまな機会や方法を通じて、お客さまとコミュニケーションを図りながら、お客さまそれぞれのご事情に応じた最大限のご協力をお願い申し上げました。
 法人のお客さまには、操業日の休日への振替え、オフィスや工場、店舗、施設などの空調や照明などの電気機器の使用抑制、自家発電設備の活用などにご協力いただきました。
 一方、ご家庭のお客さまには、エアコンの控え目の温度設定、照明の消灯、電化製品の使用時間のシフトなどにご協力いただきました。
 また、当社管内の各自治体さまには、自治体施設における率先した節電の取組みにくわえ、需給が逼迫した際には行政区域内のみなさまへ節電を周知していただくための準備を整えていただきました。
 その他にも、お客さまへの節電のお願いにあたっては、国、各種団体、報道機関、メーカ、ハウスメーカ、ディベロッパー、地域の販売店およびその他協力企業など多くのみなさまからの多大なご協力をたまわりました。
 お客さまや社会のみなさまに大変なご不便とご迷惑をおかけいたしましたことを改めてお詫びするとともに、ご協力に厚く御礼を申し上げます。

節電のお願いの主な取組み
対象 主な取組み
法人のお客さま ●個別訪問
●ダイレクトメール送付
●夏季節電に伴う割引メニューの新設 など
ご家庭のお客さま ●テレビCMの放映、ラジオCMの放送
●新聞広告の掲載
●検針時チラシの配布
●街頭におけるPRツールの配布 など
すべてのお客さま ●ホームページ上での「節電のお願い」サイトの開設
●ホームページ上での「でんき予報」の掲載
●Twitterによる「でんき予報」などの提供
●「需給状況のお知らせメール」の運用
●節電お問い合わせ専用ダイヤルの設置
●ポスターの掲示 など

5 需給状況の経過報告(2011年8月31日現在)

火力発電所のトラブル停止などによる供給力減少もありましたが、さまざまな手立てを尽くし、供給力の確保に努めました。また、お客さまや社会のみなさまによる節電への多大なご協力や、猛暑であった昨年と比べて気温が低かったことなどから、今夏の電力需要が全体的に低く推移し、最終的に停電を回避できたものと考えております。なお、今夏の最大需要は2,784万kW(8月9日)となり、昨年の最大需要実績と比較して約311万kWの減少となりました。(参考:8月9日のピーク時供給力2,940万kW 使用率94%)
 今後も、関西地域における電気の安全・安定供給が、当社にとって最大の使命であることに変わりはありません。当社は、わが国のエネルギー政策に基づき、お客さまや社会のみなさまのご理解をたまわりながら、中長期的な安定供給の確保に向け、最大限の努力を継続してまいります。

8月の最大電力の推移
8月の最大電力の推移のグラフ

社屋ビルの垂れ幕の画像
社屋ビルの垂れ幕

節電のお願いポスターの画像
節電のお願いポスター

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