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CSRを確固たる価値観として守りぬき、
お客さまと社会のお役に立ち続けます


このたびの東日本大震災により被災されたみなさまに、心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
震災以降、東京電力福島第一原子力発電所の事故や計画停電などにより、電気事業、とりわけ原子力に対する信頼が大きく揺らいでおりますことは、私ども電気事業者全体にとって、大変深刻な事態であると重く受け止めております。
関西電力グループは、被災地域の復旧支援などに最大限の取組みをおこなうとともに、社会のライフラインを預かる責任の重大性を改めて肝に銘じ、電気の安全・安定供給に全力を尽くしてまいります。特に原子力発電につきましては、稼動中のプラントの安全・安定運転の継続、福島第一発電所事故を踏まえた安全対策の実施、停止中プラントの再起動に向けた対応などに万全を期してまいります。
こうした取組みを一つひとつ積み重ねるとともに、みなさまにわかりやすくご説明し、ご理解とご安心をたまわることで、一歩一歩信頼の回復に努めてまいります。
全国的に定期検査中の原子力プラントの再起動が遅れるなか、私どもは、今夏における電力需給の安定に向けて、やむを得ず、お客さまに節電へのご協力をたまわるようお願い申し上げました。
お客さまには、大変なご不便とご迷惑をおかけしましたことを、改めてお詫び申し上げますとともに、格別のご理解、ご協力をたまわりましたことに、心から御礼を申し上げます。私どもは、今後も引き続き、電力需給の安定に向けて最大限の努力を尽くしてまいります。
関西電力グループは、創業以来60年間、電気をはじめとする商品やサービスの安全かつ安定的なお届けを通じて、お客さまの生活や産業活動の基盤を支え、社会の持続的発展に貢献することを使命として事業を営んでまいりました。
東日本大震災以降、国におけるエネルギー政策見直しの動きや、景気の先行き不透明感の増大など、当社グループを取り巻く環境は厳しさを増しています。こうした状況においても、「お客さまと社会のお役に立つ」という変わらぬ使命を果たし続けていくために、昨年策定した『関西電力グループ長期成長戦略 2030』と、その実行計画である「関西電力グループ中長期計画」に基づいて、将来を見据えた取組みに、グループ一体となって、努力と挑戦を続けてまいります。
私どもは、この「長期成長戦略」において、CSRを関西電力グループ全体が守るべき「確固たる価値観」の一つと位置付けました。
CSRとは、関西電力グループの一人ひとりが、常にお客さまや関係するみなさまの立場に立って考え、使命感を持って自らの業務を確実に遂行することで、「社会の一員として果たすべき責任をしっかり果たす」ということにほかなりません。私どもはCSRを、いかなる環境変化があろうとも、揺らぐことのない価値観として守りぬき、お客さまと社会のお役に立ち続けます。
CSRを確実に実践していくためには、関西電力グループの一人ひとりがCSRについての理解を深めるとともに、各職場でCSRを意識した仕事に取り組む職場風土が醸成されることが必要です。そのため、各職場では、CSRキーパーソンを中心に、職場風土改善をテーマとしたディスカッションや事例研修をはじめ、工夫を凝らした活動を展開しています。
私自身も、今後とも、できるだけ多くの職場を訪れ、直接対話をおこないながら、CSRの考え方やその大切さについて、私の思いを込めて、繰り返し伝えてまいります。
また、本年6月には、一人ひとりの多様な個性や強みを最大限に活かす「ダイバーシティ推進」に向けた体制整備をおこなうなど、職場の全員がやる気・やりがいをもって活き活きと働くことができる環境整備や、人材の育成により一層取り組んでいます。